湯河原から大観山へ登る椿ラインは、地図で見るよりも快適で面白いワインディングだった。ネットで検索すればイニシャルDの最終ステージとして紹介されている。
ただ、高さ1000メートルもあるこの山道を初心者向けと紹介するなんて、悪い女だなー。
さて、大観山からの帰り道はターンパイクを下ることにする。しかし下り始めると結構勾配がきつい。国産車では全く感じたことのない様々な不安が頭をよぎる。
「この長い下りで、イタリア車のブレーキって、持つのか?」
「エンブレの多用でエンジン、ミッション逝っちゃわないか?」
そんな思いに終始ビビりながら何とか料金所までたどり着いた。